友 ~雲外に蒼天あり~
失望
芹沢さんを止めることは出来なかった
上の命令で、暗殺をした
斬ったのは、僕
しばらくして、預かり身分の浪士組が
『新選組』を拝命した
夜間の御用改めで
黒装束の集団と出会す
彼らは、僕達が来ることも予想通りらしく
ぐるりと囲まれた
「沖田総司とは、どいつだ」
やはり… 倖の仲間なんだ
「僕です」
ズイッと前に出た
「……お前みたいな色白の薄っぺらいのが
姫さんのお気に入りかよ!?」
「姫さん…」
「クククッ 男衆の中に紅一点
姫って、呼んでやってんだよ」
なるほど…
倖の事、馬鹿にして笑ってるんだね
「倖の事、笑う奴は許せない」
僕が抜刀すると
「コウ? 姫さんの名か?」
もしかしたら、言っちゃダメだった!?
やばい…
「ふぅ~ん どんな手を使って姫さんの心を
摑んだのかはしらないが
姫さんは、恐ろしいぞ…気をつけろよ」
ピッピーーーーーッ
遠くから笛の音
「姫さんの仕事が終わったようだ
じゃあな、僕」
!!!
嫌な奴!!!
「あんな奴が倖の仲間なの!!最悪!!!」
上の命令で、暗殺をした
斬ったのは、僕
しばらくして、預かり身分の浪士組が
『新選組』を拝命した
夜間の御用改めで
黒装束の集団と出会す
彼らは、僕達が来ることも予想通りらしく
ぐるりと囲まれた
「沖田総司とは、どいつだ」
やはり… 倖の仲間なんだ
「僕です」
ズイッと前に出た
「……お前みたいな色白の薄っぺらいのが
姫さんのお気に入りかよ!?」
「姫さん…」
「クククッ 男衆の中に紅一点
姫って、呼んでやってんだよ」
なるほど…
倖の事、馬鹿にして笑ってるんだね
「倖の事、笑う奴は許せない」
僕が抜刀すると
「コウ? 姫さんの名か?」
もしかしたら、言っちゃダメだった!?
やばい…
「ふぅ~ん どんな手を使って姫さんの心を
摑んだのかはしらないが
姫さんは、恐ろしいぞ…気をつけろよ」
ピッピーーーーーッ
遠くから笛の音
「姫さんの仕事が終わったようだ
じゃあな、僕」
!!!
嫌な奴!!!
「あんな奴が倖の仲間なの!!最悪!!!」