友 ~雲外に蒼天あり~
僕が大喜びしていると
近藤さんがやって来た


「倖と話す機会を作って下さるそうです!」

「そうかい よかったね
皆さんありがとうございます」


近藤さんが御礼を言うと

佐吉さん達が固まった


「新選組は、世の噂とはおよそ違うな」

「そうだな」

「うんうん いいんじゃないか」

「これで姫さんも人並みになれるな」

「あんた新選組の局長だろ?」



「そうだが?」










「姫さんを雇う気ないか?」




  



雇う???









「姫さんは、仕事がなければ
外には出ない
まずは、日雇いでどうだ?」


「即決は、できないね
他の仲間達と相談させて貰う」


「返事は、京に戻るまで
させる仕事も考えててくれ
もちろん姫さんが断ればこの話は、無し」









その夜







幹部の話し合い





「いいじゃねぇか」



1番に賛成したのは、土方さんだった


そして皆も賛成してくれた









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