友 ~雲外に蒼天あり~
倖は、スエさんと楽しそうに働いている


「隊士らを労い宴しよう!」


近藤さんが言うと

物凄い歓喜の雄叫び


「スエさんと倖も一緒に!」


宴が始まり

皆の酒がまわった頃


倖がスエさんと源さんを2人にして
僕のところにやってきた


「もしかして?」

「そう!スエさんは、源さんに惚れてる!」

「へぇ~気づかなかったよ」

「よ!倖、飲んでんのか?」

「/////うん!飲んでる!」



嘘…

倖、まさか!?



「顔赤ぇな!ははっ!」

「土方さんこそっ!!」



どうやら

倖も土方さんが好きみたいだ



「土方さん!僕、永倉君のところに行くね」





僕の友


ここにいる皆が、ずっと笑っている







僕らの羽織みたい






よく晴れた空のような笑顔


空のように、ずっと続いていくんだろうな




















      おしまい
















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