モテ男の桐谷くんと地獄の罰ゲーム
少しずつ縮まる距離




私、桐谷くんと本当は………



『ハイ、オレンジジュース』せっかく持ってきてくれたジュースを放置しすぎていた。



”ありがとう”と受け取り
少しずつ飲みながらお互いの事を色々と話す。



「えっ、相沢B型なんだ??」



「うん、桐谷くんはA型?? なんか几帳面そうだし、寂しがりな気がするし……」



「ぶっぶー! 俺、AB型でしたー! だから一途なの~!!」




え!?どこが!!?
″だから一途なの″って、全然説得力ない!!




「今まで取っ替え引っ替えしてるくせに、一途はないでしょ~!」


「だから今までの女は興味湧かなかったって言ってるだろー!!」


『ソレ、鉄板ネタみたいに持ってくるのヤメロ!』と、また頬を膨らまし、


「俺、相沢には一途だから!」



都合いい事ばっかり言う桐谷くん。



本当にこの人口が上手い!!



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