夢の世界を



そして今は学校の教室にいる。

私と湊は同じクラスだ。
前では先生が黒板に向かってチョークで文字を書いている。
どうやら転校生の名前を書いているようだ。


黒板に書かれた文字は「兎野朔弥」。

と、書き終わったと同時に先生が言った。

「兎野、入ってこい。」


教室の扉が開き、現れたのはこれまたイケメンな男子だった。
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