秘密の陰陽師 【壱】
「ごほっごほ…うぁ…」
私は大量の血を吐く
私達の家族はその呪いを解くため、必死に色んな術を試した
だが…私の体の呪いは半分しか取りきれなかった
お爺ちゃんの話によると隆太は上級者の妖と契約をしたとしか考えられないと言う。
契約を交わすと、命の半分と引き換えに妖の力を手に入れることが出来る
隆太は上級の蛇との契約を交わしたらしい
私は日々苦しめられ倒れることもしょっちゅうあった