秘密の陰陽師 【壱】





《用?あぁ強いて言うならあれだ。
葵。お前ともう一度タッグを組もうと思ってなぁ〜?お誘いに来たんだよ》






クククと笑いながら奴はそう言う




ほんと何なの…なにが目的なの…?





「葵は俺のパートナーだ。
お前になんか渡すわけねぇだろ」







舜がそう言うと






《あ?お前うるさいよ、さっきから。
俺が話しているのは葵。
話に入ってくるな》






そう言って隆太はブツブツと呪文を唱え始めた





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