いつでも隣にいるはずなのに。side1

幼なじみがイケメンで困る。

チリリリリッ




いつものように、6時30分にセットした目覚まし時計で起きる。






「ふぁ〜〜〜」自分でも大きすぎるあくびだと思う。






眠いなぁ。と思いながらもベッドからおりて学校に行く支度をする。






「いってきまーす!」







外に出ると、眩しい春の太陽が私を照らしてくる。







すると、「おはよう。りみ。」と聞き覚えのある少し低めな優しくて安心するボイスが聞こえた。







「おはようー!しゅう!」






相変わらず顔立ちはきれいだ。鼻がスッとしていて白く透き通った顔。相変わらず高い身長。すべてがうらやましい。







「なに?俺に見とれてんの?」と言葉には似合わない、優しい笑顔で言ってきた。






「もぉ〜、そんなんじゃないって!!」
確かに、見とれて……たかも。なんて思いながら、いつものように、2人で学校へ行く。











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