ずっと、君に恋してた。
5時。涼太くんとの約束の時間。

神社は屋台がずらっとならんでいて

大勢の人でにぎわっていた。

「あっいた、ひかり」

「りょうたくん!」

「ひかり、ちっこくてわかんなかったわ(笑)」

失礼しちゃうわっ!

「はぁ〜ん?(怒)」

「クッ…今日すごい可愛いかったから。」

え…可愛い!?涼太くんがわたしに言った?

「だから、わかんなかった…」

待って。これってさ、いつもは可愛いくない

ってことじゃないの…?

わかってる!わかってるけどショック…

涼太くんはわたしの今のひどい顔を見て

わたしの気持ちを察したのか

「いっつも可愛いって(笑)」

「あーそりゃあどぉーも。」

本当は今すっごい嬉しいけどね!

あえて大人の対応?してみたし!

「じゃあ行くか」
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