姿の見えない君と恋をしよう
そして、僕の視界が明るくなったのは次の日の朝だった。

僕は重たい頭を起こし、一階へと降りた。

「あっ!やっと起きたね!華月、あんた昨日電気付けっぱなしだったんでしょ。

母さん激怒してたよ。」

と姉が意地悪そうな笑みで僕を見る。

その時僕は、初めてやってしまったと思うのだ。

母はかなりの節約家で、電気を付けたまま寝るなど、母が一番嫌う事だ。

だからだろうか。今日は母のアラームがならなかったように思う。

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