君よ・・・輝け‼奇跡☆☆
「あ・・・」

入った瞬間、私の気持ちは一気に萎んでいった。

何故なら。


今日は先客がいたからだ・・・。


気持ち良さそうに寝息を立てて寝ている、一人の男子がそこにいた。

目を凝らしてよーく見てみた。


え・・・世良くん!?

私が今最も会いたくない、世良くんがそこにいた。


うーどうしよう?

せっかくの一人の時間が・・・。

散々悩んだ挙句、私は結局ここにとどまることを選んだ。

ぐっすり寝てるみたいだし、起こさないように静かにしてよう。
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