友情というの名の下に

秘密の過去

プレハブから降りて教室に戻る。

窓に腰掛けていたのはさっきの人だった。

気になる気持ちを抑えて気付かれないように教室に入った。


愛華と倖の様子からして、この男が関係ような気がしたからだ。



ぐちゃぐちゃになったカルボナーラを机に置き座る。

何がどうなっているのか分からない。



愛華と倖と出会ってからまだ1ヶ月あまり。

仲が良いというだけで過去の事なんて話さない。



どうしていいのか・・・。

何をしたらいいのか・・・。



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