友情というの名の下に
「今日の放課後話すつもりなの。あんまり迷っていたくないから」

倖は優しくお腹を撫でた。

その顔は母親の顔。

高校生とは思えない大人っぽさが・・・・。



「いってきます」

ホームルームも終わり誰もいない教室。

倖は笑いながら端っこにある教室へと向かった。


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