時を超えて君想ふ
肆
恐怖の対象
土方歳三は何も話さないから、
土方歳三を観察してみる
うむ、土方歳三は男前だ
サラサラロングヘアーを後ろで無造作に括り、
1房が顔にかかって色っぽい
意志の強そうな瞳に、真一文字に結ばれた口
角張った手は男らしく大きい
そして、…
「何見てンだ?」
『土方歳三を見てます』
「……土方でいい、てめェ、名は何だ」
『結城愛です』
「チカ、おめェはどうし
「すいやせん、遅れましたぁ」
スッパーンと障子の戸を開けて、
沖田総司と髭面で強面のおっさんが入ってきた
「あ゛あ?」
「こら、トシ
そんな声出さない!
ヒビ割れちゃうぞ?」
「そして、全身粉砕して還れ」
「すいやせん、近藤さん
意味が分かんないです
総司は黙れ」
「こらこら、2人とも
客人がどっか行ってるよ?ね?」
『いや、ね?っと言われても……
ボクはドコにも行ってないです』
近藤さんは多分、近藤勇(コンドウ イサミ)
壬生浪士組後の新撰組の局長
髭面で強面だから怖そうな人かと思ったが、
容姿とは裏腹にユニークな人みたいだ
「近藤さん、お願いですから静かにしてて下さい話がややこしくなりますから」
「はーい」
ニコニコした近藤局長にイメージ崩壊した
土方歳三を観察してみる
うむ、土方歳三は男前だ
サラサラロングヘアーを後ろで無造作に括り、
1房が顔にかかって色っぽい
意志の強そうな瞳に、真一文字に結ばれた口
角張った手は男らしく大きい
そして、…
「何見てンだ?」
『土方歳三を見てます』
「……土方でいい、てめェ、名は何だ」
『結城愛です』
「チカ、おめェはどうし
「すいやせん、遅れましたぁ」
スッパーンと障子の戸を開けて、
沖田総司と髭面で強面のおっさんが入ってきた
「あ゛あ?」
「こら、トシ
そんな声出さない!
ヒビ割れちゃうぞ?」
「そして、全身粉砕して還れ」
「すいやせん、近藤さん
意味が分かんないです
総司は黙れ」
「こらこら、2人とも
客人がどっか行ってるよ?ね?」
『いや、ね?っと言われても……
ボクはドコにも行ってないです』
近藤さんは多分、近藤勇(コンドウ イサミ)
壬生浪士組後の新撰組の局長
髭面で強面だから怖そうな人かと思ったが、
容姿とは裏腹にユニークな人みたいだ
「近藤さん、お願いですから静かにしてて下さい話がややこしくなりますから」
「はーい」
ニコニコした近藤局長にイメージ崩壊した