時を超えて君想ふ
伍
吐露。告白。不安。
「ちげェ、その前に言った言葉だ」
『山崎さん…?』
「何で丞の名字を知ってやがる?
俺は一言も言ってねェのに、なァ?」
『……えへ?』
「やっぱおめェ、長州の "ピコーンッ"」
「なんだっ!?」
音が出た方向に向くが何もない
人がいるような気配もない
まさかと思いチカを見ると、目が合わない
怪しい……
スーッと目を細めて、
正座をしているチカの前にしゃがみ
チカの顎を掴んだ
顔と顔が正面に向き合っているが、
チカの視線は俺に照準を合わさない
「なァ、こっち見ろよ?」
互いの息がかかる距離まで近づく
「近藤さーんっ!土方さんが襲ってるーー!!」
「こぉらあぁああ!!トシっ!!!」
「っぐはァ!!」
土方は近藤の蹴りをまともにくらい、
ダァアンっと音を立てて壁に頭をぶつけた
「チカちゃん!大丈夫?
トシから何もされてないよねっ!?」
「大丈夫ですよ?チカさん
土方の野郎の始末は
この沖田総司が完璧にするので、
安心してください」
『だ、大丈夫です』
『山崎さん…?』
「何で丞の名字を知ってやがる?
俺は一言も言ってねェのに、なァ?」
『……えへ?』
「やっぱおめェ、長州の "ピコーンッ"」
「なんだっ!?」
音が出た方向に向くが何もない
人がいるような気配もない
まさかと思いチカを見ると、目が合わない
怪しい……
スーッと目を細めて、
正座をしているチカの前にしゃがみ
チカの顎を掴んだ
顔と顔が正面に向き合っているが、
チカの視線は俺に照準を合わさない
「なァ、こっち見ろよ?」
互いの息がかかる距離まで近づく
「近藤さーんっ!土方さんが襲ってるーー!!」
「こぉらあぁああ!!トシっ!!!」
「っぐはァ!!」
土方は近藤の蹴りをまともにくらい、
ダァアンっと音を立てて壁に頭をぶつけた
「チカちゃん!大丈夫?
トシから何もされてないよねっ!?」
「大丈夫ですよ?チカさん
土方の野郎の始末は
この沖田総司が完璧にするので、
安心してください」
『だ、大丈夫です』