時を超えて君想ふ
『近藤さん、
気を使って下さりありがとうございます

正直に全て話します
ボクの話を信じるかどうかは
貴方方で決めて下さい

もし

もしそれで斬られても、ボクは大丈夫です』

「チカちゃん…」

『土方さん、そのカバン…いえ、
その包みを取って下さい』

チカは「ほらよ」と
カバンを渡してくれた土方にお礼を言い、
カバンの中にあるものを全て出した

初めて見るようなモノに
チカ以外の3人は興味深々

チカはスマホを手に取る
そして、やっぱりと呟いた

『さっきの音はコレじゃないですか?』

チカはスマホを操作すると、
"ピコーン"と音が発生した

「そうだ
で、コレは何だ?」


『これはスマホと言って
ボクの時代で普及している道具です』

「すまほ?」

「チカちゃんの時代?」

『ボクは今から約150年後の世界の人間です』

「「はあああああああ!?!?!?」」

「………(どういうこと)??」
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