時を超えて君想ふ

『あああ!もう!
うっきっきしてきてしてくる!!』

ボクは考えを放置し、
うっきっきすることにした

立ち上がり、部屋を出る

バタンっと勢いよく襖を閉めると
「ぎゃっはっはー!」
「あっはっは!!うっきっきしてこーい!」
と馬鹿笑いが聞こえた

うん、殺意

覚えておけ、後悔させてやる

ボクは雪辱を果たすべく
まずは土方の部屋に向かった


その日の夜、土方の怒声と原田の悲鳴が
聞こえたとか聞こえなかったとか

そして、チカは近藤さんの部屋に避難し
被害は一切被らなかった
< 64 / 78 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop