時を超えて君想ふ
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1863年6月某日

芹沢、山南、沖田、永倉、斎藤、平山、
野口、島田の8人が大阪へ向かう
途中での舟上で斎藤が腹痛を訴える

舟を降り、曾根川にかかる橋で力士と遭遇

道を譲るか譲らないかで言い争い、
芹沢が力士を鉄扇で殴ってしまう

そこで力士が退き、
一件は終了したと思われた

しかし、吉田楼で一泊しようとしたところ、力士達が押し寄せ乱闘が勃発

力士何人かが負傷

これがのちに語られる
大阪力士乱闘事件である


…はずだった


結果として言おう

大阪に向かった者たちは
みーんな元気に帰ってきました!

無事でよかったです!


総司の話によると、
力士たちと遭遇するまでの流れは
同じだったが、遭遇した後の流れが違った

腹痛を訴える斎藤さんのために、
近くに休む場所を教えてくれたらしい

優しい!!

つまり、戦闘は起きなかったと
いうことですね

力士たちの優しさのおかげで、
斎藤さんもしばらく休むと腹痛も治まったと

うんうん、いい話だね!

でもだよ!

大阪行きの浪士たちを見送ったあととかね!

土方に弱いところを見せてしまった
ボクって…

嗚呼、恥ずかしい…
穴があったら入りたい…

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