時を超えて君想ふ
玖
そしてそれから
いつもは寝相の悪いチカの脚やら腕やらが飛んできて飛び起きるところだが今日はそれがなかった
チカがいない
「こォンらぁああ!!チカ!!どこに隠れてやがる!!
」
たまらず俺は襖を開け、チカの名前を叫ぶ
「何叫んでるんですか土方さん。近所迷惑ですよ。朝から土方さんなんかの声を聞かされるこっちの身にもなってください。」
朝っぱらから嫌みを言う総司。
おめェの身は知るか、チカの身のほうが大事だ馬鹿タレ
「総司。チカがどこに居るか知らねェか?」
こてり、首を傾げ
「――チカ?誰ですかい、そんな人いましたっけ?」
あ゙?
他のヤツらにも聞いてまわったが誰1人としてチカのことを覚えてる野郎はいなかった
チカがいない
「こォンらぁああ!!チカ!!どこに隠れてやがる!!
」
たまらず俺は襖を開け、チカの名前を叫ぶ
「何叫んでるんですか土方さん。近所迷惑ですよ。朝から土方さんなんかの声を聞かされるこっちの身にもなってください。」
朝っぱらから嫌みを言う総司。
おめェの身は知るか、チカの身のほうが大事だ馬鹿タレ
「総司。チカがどこに居るか知らねェか?」
こてり、首を傾げ
「――チカ?誰ですかい、そんな人いましたっけ?」
あ゙?
他のヤツらにも聞いてまわったが誰1人としてチカのことを覚えてる野郎はいなかった