取り戻したい・・愛
✫✫温かな気持ち
海愛は、明日休みだから
明日中には、俺のマンションに越す。
俺は、海愛と連絡先を交換して
旭の番号も入れてから
もう一度、海愛を抱き締めて
「海愛。
俺はもう、お前を手放してやれない。
俺と一緒なばかりに
辛い思いをするかもしれないが
俺になんでも話せ、いいな。」
「はい、必ず。」
と、答えると
陽翔さんは、海愛の唇にキスをした。
優しいキスを・・・
海愛は、真っ赤になりながら
体を陽翔に任せた。
しばらくして、陽翔は帰っていった。
鍵をしろだの
ご飯は、ちゃんと食べろだの
お風呂に入るときは、うち鍵をしろだの
と、言い残して帰っていった。
もぅ、小さな子じゃないのに。
と、おかしくなった。
**** その時 *****
春仁の思い・・・・
蓮の思い・・・・
陽子の思い・・・・
・・・知らずに‥‥‥
海愛は、陽翔のことを考えると
恥ずかしさと温かな気持ちに
なりながら、その日眠りについた。