復讐という名の盾。
舞「…ん…。」

目が覚めた。

視界に入ったのは見慣れた天井。

舞「…寮に運んでくれたんだ…。」

ガチャ

蒼「目が覚めたか。」

舞「うん。」

なんとなくスマホを手に取る。

舞「あれ…?

三日前に葵ちゃんからメールがきてた。」

ひらいてみた。

ピッ

【TO:舞ちゃん

Sub:無題

本文:

大好きな舞ちゃんへ!

私は毎日、那由多に監禁されていたの。

喧嘩だってできる。

元々は私を使って舞ちゃんを

殺そうとしてた。

でも、

私は舞ちゃんを殺したくなかった。

だからね…

私は明日にはこの世から消えるかもしれないの。

だからこそ、舞ちゃんに伝えたい事が

あるの。

舞ちゃん!

私と友達になってくれてありがとう!

過ごした時間は短かったけれど、

すごく楽しかった!

ありがとう!大好きだよ!

葵より

ーENDー】
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