復讐という名の盾。
あの時、一瞬だけどわかってた。

那由多くんは…葵ちゃんを愛していた事を。

まって…?

那由多くんが葵ちゃんを忘れたのは……

舞「…私のせい…。」

そうだよ。私のせいじゃない…。

私がリミッターを解除したから…。

フワッ

蒼「お前のせいじゃない。」

私を抱きしめて何度も言ってくれた。

舞「…葵ちゃんの分まで私生きるよ。」

蒼「あぁ。」
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