隣の席の瀧くん





「ジェットコースター酔いが結構きてますか?」


「うん…でももう大丈夫だよ!

瀧くんの水飲んだら治ってきちゃった」


「……」


「瀧くん?」


「一ノ瀬さんは、和くんにもそういう勘違いするような事平気で言ってるんですか?」


「え?」




すると瀧くんの顔が近づきーー、


耳元で唇が止まる。





「あまり僕以外に言わないで下さい」



瀧くんの声が耳元で響く。




「ーーーーっっっ?!!!」







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