隣の席の瀧くん






「はぁーー…」


「え?」


「告白の返事オッケーするのかと思ってました」



そう言ってブランコに座りながら、太ももに肘をつき、口元を両手で覆う。




「あたしが告白オッケーしてたらどうしてた?」



はっ、



「ご、ごめん!
あたしったら…変な事聞いたよね!
気にしな「止めてます」




……え?



「和くんの所に行かないように、止めてます。」


「えっ、瀧くーーーっ」





え、今あたしの、頬にーーー、



状況が理解できない。



だってあたしの頬に瀧くんの唇がついているからーー…



頬にキスされて、る?









< 121 / 299 >

この作品をシェア

pagetop