隣の席の瀧くん
すると無言で隣の席に座る瀧くん。
わわわ、どうしようっ、
気まづい…
「杏っ、あたしちょっとトイレ」
行きたくもないのに気まづすぎて、教室を飛び出した。
ついた先は中庭。
中庭のベンチに座る。
「どうしよう…」
「なに悩んでんだよ、俺の事?」
「へ?」
「よぅ」と隣に座ってきたのは和。
あぁ…和もなかなか気まづい…
「元気ねぇじゃん。
俺の告白のせいで困ってたり?」
サラッと”告白”という単語をぶっこんでくる。