隣の席の瀧くん



扉が閉まると一気に シン となる。



「えっ…と……あの、突然訪問してごめんね」


「いえ、いいんです。
びっくりしたんですけど、会えて嬉しいです。ありがとうございます」


「うん…」



その言葉にニヤけるのを必死で押さえる。



「座っていいですよ」



瀧くんはベッドに座っていて…

これはベッドに座っていいのか…ベッドの下に座るべきか…



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