隣の席の瀧くん





こ、これは…



「夢….?」


「なわけないじゃないですか」


「あたしっ、瀧くんの彼女?」


「はい」



わあ、わぁ…あたしっ、本当に瀧くんの彼女になったんだ。


嬉しすぎて

嬉しすぎて…走り回りたい気分だよおおおおおぉぉお!!!




「瀧くんの彼女は?」


「一ノ瀬さん」


「瀧くんの好きな人は?」


「一ノ瀬さん…。

ねぇ、何ですかこれ」


「だ、だって…嬉しすぎて…」




涙が出そう…



「えっ、何で泣いてるんですか?」


もう出てた。





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