隣の席の瀧くん




え…


うそ、この声って、



「おおおおおお兄ちゃん?!」



バッ と悠人に回していた腕急いで離す。



「え、お兄さん?」



悠人がびっくりして急いで振り向く。




どんどんあたし達との距離を詰めるお兄ちゃん。


「え、なに彼氏?」


あたしと違ってクールなお兄ちゃん。



「う、うん」



すると悠人がお兄ちゃんの前に立って、



「初めまして。

花さんとお付き合いしてます。
瀧 悠人です」





< 166 / 299 >

この作品をシェア

pagetop