隣の席の瀧くん





「悠人くん、大好き」



歩いていく悠人くんの背中に向かって叫んだ。

叫んだせいか、ピタリと止まり凄い顔でこちらを見る。





「一ノ瀬さん…うるさいです」



口元に人差し指を立てる。



そんな姿も可愛くて、

どんどん好きになっていくーーー。












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