隣の席の瀧くん





「……俺だったら、こんな泣かせないのにな。……ほら、帰るぞ」



「……うん」





その日はそのまま壮ちゃんと一緒に帰った。





こんなに好きなのに。

信じてるはずなのに。





不安になってしまうーー。






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