隣の席の瀧くん




無事、あれから台湾に着き、1日目はクラス皆んなで観光をした。




「ねねねね!見てみて、杏!ここってさあの千と千尋の神隠しんとこじゃん」


「九份ね」




ひたすら楽しみ、シャッターを切りまくる。



夜の九份はとても幻想的で本当に物語の世界に入ってしまっているようだ。





「一ノ瀬さん」




すると突然後ろから悠人くんに声をかけられた。




「な、なに?」


「…今日の夜、会わない?」


「え、どうやって」


「まぁ、それは後ほどです。では」




それだけ言って、和とどこかへ行ってしまった。←(和といつの間にか仲良くなってる)





び、びっくりした…


けどほんとどうやって会うの?










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