隣の席の瀧くん







「なななっ、なんで壮ちゃんがあたしのベットに潜り込んでるわけ?!こんのっ変態野郎っ!!」



バシッ と思いっきり壮ちゃんの背中を叩き、ベットから落とす。



そう…重い原因は壮ちゃんに抱き枕のように抱きしめられていたからだ。




「いーじゃん、昔みたいで」


「良くない!!ベットの中で抱きしめるなんてっ…変態!幼なじみだからって何でもしていいって思わないでよね!」


「んなプンスカ怒んなくてもいーじゃんかよーもー」


「…もういい。
あたし準備するから出てって」




しっし と手で追い払う。



「は、出掛けんの?」


「うん。デート。悠人くん10時になったら来るからそれまでには帰ってよね」


「ふ〜ん」




なにやらニヤニヤしておる。




「なによ…」


「んー、なーにもっ。俺リビングにいるから準備できたら下こいよ」


「なに自分の家みたいに!!」


「半分そうだろ。
飯食ってこよ〜!花の母ちゃん飯最高なんだよな〜」




そう言って下に降りて行った変態野郎。






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