隣の席の瀧くん
幼なじみVS悠人くん
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*
・
「おい花、それ何?」
と、あたしの首元のネックレスを指差す。
朝っぱらから壮ちゃんはうるさいなー。
あたしは昨日のデートの余韻で浸ってるっていうのに。
「貰ったの!昨日悠人くんにっ♫あたし、今日誕生日だから早めにね。
…あ!壮ちゃんもあたしにプレゼントあったらもれなく貰うんで」
そう、今日あたしの誕生日。
「なんだよ、もれなくって…」
「へへへへ〜」
キラキラ首元で光るネックレスを見つめる。
あぁ…幸せ。
「……はぁ、
やっぱ俺花の事好きだわ……」
「「え」」
見事に前の席にいた和とあたしの声がハモった。
「……え?」
遅れて、悠人くんも。←(いつの間にか隣の席にいた)