隣の席の瀧くん
ーーちゅ?
あっ、あた、あたし今…
「花にキスしていいのは、僕だけ」
「「「…………」」」
皆んなの前で…
皆んなの前で…キス…されちった…。
「幼なじみで、小さい頃の花の事知ってて、僕よりも長い時間一緒にいた壮介くんにだからこそ言います。
…もう花の事、諦めて下さい。本当に花の事好きなので…だからお願いします」
「は、はい…」
あたし達のラブシーンに衝撃を受けたのか、壮ちゃんがあっさりと諦めた。