隣の席の瀧くん
だめっ、違うそんなのっ、
「瀧くんは行かなくていいーーーーっっ!!!!!!!!!!」
あたしは思わず立ち上がって叫んでしまった。
「なにそれいくらなんでも酷すぎる!酷すぎるよ!!瀧くんがなんでもしてくれるなんて思わないで!!!!」
「「「………」」」
あ…やべ。
「あっ、あたしはこうゆうの嫌いだから…言わせてもらいました。」
….何とか信じてもらえ、た?
「フッ、一ノ瀬さんさすがですね。」
「へ?」
「僕が行くわけないじゃないですか」
瀧くんはあたしから女子Aに視線をうつし、
「いつまで子供みたいな事してるんですか?頼まれたなら、行く。誰かに押し付けるなんて子供過ぎますよ」