隣の席の瀧くん



だめっ、違うそんなのっ、




「瀧くんは行かなくていいーーーーっっ!!!!!!!!!!」



あたしは思わず立ち上がって叫んでしまった。




「なにそれいくらなんでも酷すぎる!酷すぎるよ!!瀧くんがなんでもしてくれるなんて思わないで!!!!」


「「「………」」」




あ…やべ。



「あっ、あたしはこうゆうの嫌いだから…言わせてもらいました。」



….何とか信じてもらえ、た?




「フッ、一ノ瀬さんさすがですね。」


「へ?」


「僕が行くわけないじゃないですか」



瀧くんはあたしから女子Aに視線をうつし、




「いつまで子供みたいな事してるんですか?頼まれたなら、行く。誰かに押し付けるなんて子供過ぎますよ」







< 69 / 299 >

この作品をシェア

pagetop