LOVE SITUATION


冷えピタを持って

2階へ上がる


するとあいつが起きていた

なんとも驚いたような顔をしていた

そりゃそうだろう


俺じゃなくきっと翔のことを

考えてたからだ


「....疾風くん...?」

おどおどと聞いてくるあいつ

まだ顔が赤い


「熱は?」

そう思って

あいつに触れる


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