雨の日は君と。~先輩の香り~《続編》




「李月君だって日代ちゃんのこと
 好きなんでしょ?」

「質問に答えろよ」

「…李月君が答えなきゃ答えない」

「はぁ……日代?
 普通に好きだよ。当たり前だろ」


呆れたように髪をガシャガシャと
乱して言う李月君


当たり前?そうだよね…

あんなに可愛くて社交的な子。


好きにならないわけないよね。





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