雨の日は君と。~先輩の香り~《続編》





「李月君なんて知らないっ!
 日代ちゃんと仲良くしてればいいよっ

 お弁当だって私作らない!
 日代ちゃん作りたいって言ってたよ」


本当は日代ちゃんと
仲良くなんてしてほしくない。

本当はお弁当だって私が作りたい。

思ってないこともまくし立ててしまう。


カッとなって言ってしまったことに
少し後悔をしていると

はぁ…と溜息が聞こえる





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