雨の日は君と。~先輩の香り~《続編》





李月君とどうなるのかはまだわからない

もしかしたら、日代ちゃんを好きになったからって別れられるのかもしれない

でも、何だか私は強くなった気がするんだ


もし、ダメだったとしても
私は李月君を嫌いになることはないから。

また1年前のようにアタックし続けるよ



そんなことを思いながら空を見上げる

さっきまでどんよりと曇っていた空が、
鮮やかなオレンジ色の夕焼け空に変わっていた


私の心を表しているようで、
晴れ晴れとした気持ちになった







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