雨の日は君と。~先輩の香り~《続編》





今日は、付き合って一年の記念日なのにな

李月君は忘れてしまってるのかな…


あまり記念日を大切にする人
じゃなさそうだけど…。

やっぱり女の子だもん。
そういうの気になるし。


もし、告白が上手くいったら
後夜祭の花火大会を一緒に見よう

そんなことを考えながら歩いていると
いつの間にか中庭に着いていた



「告白する人はこの紙に
 名前を書いてください~!」

運営の人が叫んでいる


すごい人…っ


私は何とか本部まで行き、名前を書いた


あと少し。






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