雨の日は君と。~先輩の香り~《続編》






「あ、櫻井君と堀田君!もう、遅いよ!

…って、あれ?
櫻井君何で帰り支度してるの?」




「……葵」




よりにもよって葵に見つかるとは…

何を言われるか…





「櫻井さんは彼女のピンチに駆けつけに行くそうだよ…

ってことで誤魔化すよ"江梨子さん"」



堀田の言葉に葵は「えー」だの「彼女いたんだ…」だのブツブツ言っていたけど

すぐにハァ…とため息をついて言った







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