【完】もう一度、キミのとなりで。
1.時々目が合う彼は
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いつからか私は、
恋することに臆病になってしまっていた。
傷つくくらいなら
傷つけるくらいなら
もう恋なんてしなくてもいいやって。
いつか失ってしまうかもしれない。
いつか終わってしまうかもしれない。
永遠なんてないんだって。
私には、信じることができなくて。
いつか失って苦しむくらいなら、
最初からないほうがいいのかもしれない
そんなふうに思ってたんだ。
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