1st love

あたしは自分が嫌いだし自分に自信がないから、アキラの言ってくれた事は本当に嬉しいけど素直になれなくて…

「嬉しいけど、アキラにはあたしよりいい人全然いると思うよ。」
って送ってしまった。

すると、
「俺は今優子しか見えてないよっ!強がってるけど優子が大好きです!
付き合いたいって心からそう思うし、勝手に思ってるだけなんだけど…
付き合ってもらえた人と、俺は結婚したいと思うんよ!ずっと先の事まで考えてしまう。
かなりツライけど、今は優子を応援するしかできないと思う。
優子とはこれからもいっぱい遊びたいし、思い出作れたらいいと思う。
今日はごめんね。でもちょっとスッキリしたよ♪おやすみ☆」

と、メールが最後に来た。

―あたしはアキラが大好き―

嬉しすぎて寝れなかった。この気持ちのまま寝るのももったいなかった。

アキラからのメールを、ベッドの中で何回も何回も読み返した。



< 116 / 169 >

この作品をシェア

pagetop