1st love
「とりあえず、うちら今日泊まる所どうしようね…」
うちらは駅前のカラオケに行ってみた。カラオケなら夜を過ごすにはもってこい。
でも、制服のあたし達は高校生って事がまる分かりだし案の定断られた。
色々考えた結果、誰か友達の所に泊めてもらうしかない。
しかも家を知ってる、歩いて行ける範囲の友達の家。
かと言って、はるかとか仲良い友達の親に夜遊びをしてると思われるに違いない事を想像すると、メールするのも気がすすまなかった。