零度の華 Ⅰ
ここであたしが情報屋で全てを調べた、と言うのは簡単だがそれは面白くともなんともない
あたしは閃いた
『教える代わりにあたしを光華に入れてくれ。メンバーとして』
関わることを拒んできたけど、族に入ることでたくさんの情報を得ることができる
特に光華は全国NO.1と高い地位にいる
楽しめそうな話題も入ってくるだろう
何より退屈しなくてすみそうだからな
「俺は別に構わないが、決めるのは総長であるフクロウだ。俺はどうこう言える立場じゃねーよ」
『それはそうだな。じゃあ、梟銀夜に言いに行くか』
立ち上がり、早速行動に移す