俺を好きになってよ。
そこには京子さんが座っていた。
京子さんはお母さんの妹。
そして、どうやらこの近くに引っ越してきて家に挨拶に来たんだとか。
京子さんはお母さんと似ていて歳をかんじさせない美人さんだった。
「お久しぶりです!」
「本当に久しぶりよね〜!最初誰だか分かんなかったわよ〜!」
そんなに変わったかな?と思いながら、コップにお茶をつぐ。
そしたらチャイムが鳴った。
こんな時間に誰だろ…?
「あ、多分あの子よ!今土産物を取ってきてもらってたの!」
「わざわざいいのに〜!」
あの子?どの子?
…あ!もしかして!!
私は期待を膨らませ、玄関のドアを開ける。
「あ、京香さんこれ……って、違った」
「………誰ですか」