俺を好きになってよ。
まいのことなんかほっといて、告白すればいいのに。
あ、そういえばりっちゃんに言ってないことがあったっけ…?
翌日、まいは、りっちゃんと待ち合わせして学校まで向かっていた。
向かうあいだ、りっちゃんの話は途切れることなくて、いつ切り出そうと思ったけど、丁度、話が止まったから話した。
「りっちゃん…まいね、振られちゃったんだ〜…」
「えっ!?…よっしー…に?」
急な話に驚いているりっちゃんに頷いた。
そう。
あれは、りっちゃんが先輩に呼ばれて待っていた日。