俺を好きになってよ。


まいのことなんかほっといて、告白すればいいのに。

あ、そういえばりっちゃんに言ってないことがあったっけ…?




翌日、まいは、りっちゃんと待ち合わせして学校まで向かっていた。

向かうあいだ、りっちゃんの話は途切れることなくて、いつ切り出そうと思ったけど、丁度、話が止まったから話した。

「りっちゃん…まいね、振られちゃったんだ〜…」

「えっ!?…よっしー…に?」

急な話に驚いているりっちゃんに頷いた。


そう。


あれは、りっちゃんが先輩に呼ばれて待っていた日。






< 57 / 274 >

この作品をシェア

pagetop