秘密の陰陽師 【弐】


「はいっお口に合うか分かりませんが
頑張って作ります!
作り終わったら呼びに行きますね」



私はそう言ってニコッとした



「あぁ待ってるよ」



王子様のような笑顔を残して
舜のお父さんは部屋に入って行った



よしっ頑張るぞ〜
そう思って振り返ると…



「しっ…しゅん…」



すっごーく不機嫌な顔をした
舜が立っていた



「お前…なんであんな
変態じじいを誘った」


相当不機嫌なのか
眉間にしわを寄せている


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