秘密の陰陽師 【弐】


「ところで…服は誰が着せてくれたの?」


私は自分が
バスローブを着ているのに気づく


「あ?俺に決まってるだろ?」


「きゃっもう!変態!バカ!
私の裸見たの?!?!」



私は舜を睨む


「裸のままじゃ風邪引くだろ
服を着せてやったんだ。感謝しろ」



私は恥ずかしさのあまり
舜を見れなかった



「はいはい。悪かったよ
機嫌直せよ?な?葵」



そう言って舜が抱きしめてくれる



「きょ…今日は許す…」



ほんとに私は…
つくづく舜には弱いな…



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