秘密の陰陽師 【弐】


そう思っていると
50mぐらい先に人の影が見えた




時計を見ると今は2時…




こんな時間に外を1人で出歩いてるなんて
普通じゃないよね…?




「ねぇ舜…誰かいる」



私はコソコソと喋った




「あぁ怪しいな。話しかけてみるか」




そう言って私達はその人に近づく



だんだん顔が見えてきた



その人はこれまたイケメンと呼ぶには
十分なお顔立ちをしている




パーマのかかった髪の毛に
パチリと大きい目
スラッとしていて背が高い
少し舜より小さいぐらいかな?



舜は184cmって言ってたから
彼は180cmぐらいかな?


それになんだか犬のような可愛さがある




「あのこんな時間に何してるんですか?」


< 128 / 336 >

この作品をシェア

pagetop